エンゲージメントストック導入事例のご紹介<CSリレーションズ株式会社様>

CSリレーションズ株式会社

経営参画の気持ちが芽生えやすい制度

代表取締役社長 増田 恭章
  • エンゲージメントストック」を導入されたきっかけを教えてください。
「社員一人ひとりに、経営参画する意識を持って欲しい」という想いがきっかけです。エンゲージメントストックのお話を初めて聞いた際、「自社の目指しているところとドンピシャだ」と感じましたね。元々、社員にも自社株を持たせたいと思っていた一方、IPOを目指しているわけではないので、どのように制度化しようかと悩んでいたんです。経営参画の利益を享受して欲しいという会社の意向と、IPOをしないスタートアップや中小企業でも利益を受けられるという「エンゲージメントストック」の性質がマッチしました。
当社の経営理念には「お客様の喜び」・「社員の喜び」・「社会の喜び」3つの喜びを実現させることを目的とした「ALLWIN」という理念があり、そのうちの社員の喜びとして「経済的な豊かさの実現」を掲げています。 エンゲージメントストックの仕組みはまさに、当社の経営理念を体現出来るシステムだと感じております。
  • 導入の決め手となった点を教えてください。
中長期の利益に対する現金報酬、また自社の利益を社員一人一人が手元のスマートフォンなどで見える化でき、マイナス面がないと感じたことが大きいです。
以前は決算書で発表し、経営会議を踏まえた上でのクローズドな情報発表でした。エンゲージメントストックであれば社員もスマホで逐次確認しながら運用できますし、経営参画の気持ちも芽生えやすいのでは、と期待しています。自社の業績が常に見える化されることで、社員が自分の役割を少しでも増やそうとイメージ付けができるのがいいですね。
  • 制度設計にあたり不安な点はありませんでしたか?
 「エンゲージメントストック」導入にあたり、「エンゲージメント向上の日」というサポートを受けられるのでそこで解消していました。当初は既にある仕組みを自社に当てはめる形で導入をイメージしていましたが、自社のやりたいことや風土に合わせてカスタマイズできるんだと分かったのが良かったです。型にはまった制度設計ではなく、型も含めて一緒に作っていける柔軟さを感じました。
  • どのような制度設計をされましたか?
CSリレーションズでは、3ヵ月に1回、ポイントを付与して細かく運用していこうとしています(※)。会社である以上、常に離職への危機感を持ちながら経営していますが、ストッパーの1つになりうるのではと期待しています。

(※)エンゲージメントストックの導入拡大にあたり、2パターンの制度設計が主流です。1つは、1ポイントの価値を営業利益で変動させるパターン、もう1つは1ポイント=1万円で固定し運用するパターンです。そのうち後者では一定の事業計画達成など条件を設けた上で、現金化を図るケースもあります。

またポイント付与の仕方についても2パターン見受けられます。はじめに全員にポイントを付与するパターン、ポイントをプールしたのち3ヶ月〜半年の成果に応じて付与するパターンです。
こうした制度設計、ポイント付与の仕方を自社に合わせてカスタマイズしながら運用します。どのようなカスタマイズであっても、社員にとっては不利益変更ではなく通常給与に加えてもらえる報酬である、ということが大きな特徴です。
制度設計のイメージ

CSリレーションズ株式会社について
携帯電話販売代理店事業である店舗運営事業を中心に関東圏で26店舗を展開。運営店舗では顧客満足度の指標にもなるNPS(ネットプロモータースコア)の高さや、多くの高評価口コミを頂いており、「顧客満足度日本一」を目指しています。昨今では飲食事業にも挑戦し、オリジナルブランドである「スマホとカフェ」を展開。地域のお客様に喜んでいただけるサービスを生み出しています。企業理念は「ALLWIN」に関わる全ての人の喜びを実現させます。

商号       : CSリレーションズ株式会社
代表者 : 代表取締役社長 増田 恭章
所在地 : 埼玉県越谷市登戸町27-20 CSスクエア
事業内容: 通信事業本部、アメニティ事業部、法人ソリューション事業部
設立日 : 1995年2月
URL       : https://www.cs-relations.co.jp/